権利収入というと、自分が持っている権利から収入が得られるので、不労所得などと表現する人もいたりします。株式投資やFX、銀行預金の利子や不動産の家賃収入、特許の利用料や著作権の利用料などがあります。あと私個人としては年金も大きな意味では権利収入になると思っています。

権利収入を不労所得や半不労所得とするなら、ネット上の仕組みを利用して収入を得るアフィリエイトなども、一度仕組みを作ると継続的に収入が得られるので該当してくるかと思います。

主な権利収入

実際には全く働くことがないわけではありませんが、ほぼ不労所得と言える権利収入は、一度権利を有すれば、継続的に収入を得られることになります。権利収入は法的な権利で収入が得られるものです。

特許権での収入

特許権というと発明と連想するのではないかと思います。何かの便利なアイデアどを思いつき、それで特許を取得できれば発明の使用を独占でき、他社に使用を許可することで使用料が得られます。また、特許権があれば他者に模倣品を作られてしまうことがないので、独占的に商品を作り販売することで利益が得られます。

著作権での収入

著作権というと楽曲や絵画に小説などの創作物で「印税で儲かった」なんて話を聞いたこともあると思います。小説や楽曲が売れるとそれに応じて収入が得られます。一度作れば使用される度に収入を得られる権利収入です。自分のオリジナルの楽曲やオリジナルキャラクターを生み出せば、その楽曲やキャラクターの使用料を得ることができます。

不動産での収入

不動産とは土地や建物などの動かせない財産のことで、土地を駐車場にして貸したりして賃料や駐車料金などを得たり、建物を貸したりして家賃収入などを得たりします。他に不動産を所有して貸す以外には、買った不動産を高く売ることができれば利益変えられます。

銀行預金の利息

銀行に預けてあるお金につく利息、これは税の制度上では利子所得と扱われます。銀行にお金を預けてあるだけで受け取れるお金で収入になります。金利が高いと銀行に億単位のお金を預けておけば、それだけで生活できるなんてことがありましたので「預金の利息だけで生活する」なんて話があったりもしました。こんな不労所得を得たくても預けるお金を得なければなりません。

株式投資の配当金

株と聞くとNISA(ニーサ)や新NISAを思い浮かべる人も多いかと思います。株を持っている人が株主で、企業が株主に利益を還元で支払われる分配金や配当金と呼ばれます。株を持っていれば受け取れるので不労所得とも言える権利収入です。

年金

年金は働いていたときに、国に決められた期間の年金保険料を納めていれば、受け取ることができる収入です。きちんと納めておけば、受給年齢になったら継続的に受け取れますから、不労所得と言えると思います。

多くの人は高齢者になってから受け取れるお金と認識しているのではないでしょうか?年金には年齢だけでなく、病気や怪我での障害状態になると受け取ることができる障害年金もありますから、保険料は納められるほうがいいと思います。

終わりに

法的な権利収入から離れますが、一度仕組みを作ったりしてしまえば、継続的に収入が得られるのものとして、インターネット上の仕組みを利用した動画配信サイトでの広告収入、Webサイトやブログでの高コック収入などがあります。動画を作成して視聴回数に応じた収入や広告の利用の収入が得られたりします。

権利収入を少額の初期投資で初めて稼げる人もいれば、ほぼ無料でネットで稼げる人もいるのは確かですが、特許にしろ投資にしろアフィリエイトなどのネット収入にしろ、ここでも悪質業者などが騙そうとしてきたりしますから、甘い儲け話には注意が必要です。

多くの場合は、お金が儲かると言いながら「お金を請求」してきます。〇〇料などを請求されたら疑ってかかったほうがいいと思います。