闇金・詐欺

闇金と聞くと、闇金も詐欺も同じという印象があるかもしれません。ですが、細かくは闇金と詐欺は別々で違いがあります。

簡単に言うと、闇金はお金を貸してくれますが、詐欺はお金を盗られてしまいます、悪質業者とは闇金も含み詐欺のようにお金を盗られてしまう業者を含みます。

〇〇屋や〇〇詐欺などのように呼び名がある場合もありますが、ハッキリと〇〇詐欺などのように呼び名がない手口もあり、貸金業登録をせずに貸金業をしている業者やお金だけを騙し取る詐欺業者なども全てを悪質業者と呼んでいますが、もしも貸金業登録があるのに悪質な行為をしている場合、貸金業法違反となる可能性があります。

闇金・ヤミ金とは

管理人の考える闇金とは、お金を貸してくれるが悪質で違法な行為をする業者のことです。お金を貸してくれると書きましたが、そもそも無登録ですから法律に則っていない貸し方で、多くは暴利とよばれる法外な利息をとられますし、返済が遅れるなどした時の対応などが正規の登録のあるような業者とは違います。また、以前は登録業者でも闇金と同じように貸し付ける業者も多く存在しましたが、貸金業法の改正により減りました。しかし、現在も存在するとのことです。

金融詐欺とは

管理人の考える詐欺とは、実際にお金の受け取れる場合もありますが、受け取れたお金以上のお金を盗られてしまったり、お金を受け取る前に多額のお金を盗られてしまったりもする手口の業者のことです。あたかもお金を貸してくれるかのように見せ逆にお金を盗る悪質行為です。

注意する点

どんな所が闇金や詐欺なのでしょうか？登録がない存在しない業者であったり、名称やロゴが実在の会社にそっくりであったり、登録番号が他の業者のものを勝手に使い詐称していたり、登録番号だけでなく名称やロゴにイメージキャラクターに起用されている芸能人などの写真もそのまま勝手に使う悪質な業者もあります。

お金は借りられる？

違法にお金を貸し付ける悪質業者としては、都(1)、090金融、システム金融、車リース、チケット金融、クレジットカード現金化、年金担保金融、偽装質屋などがあり、これらは違法な暴利で貸し付ける悪質業者です。

お金を盗られてしまう？

お金を盗られてしまう悪質業者としては、紹介屋、整理屋、買取屋、名義貸し、などがありお金を借りられるどころか逆に盗られてしまいます。

悪質業者の例

いくつか悪質業者の例を挙げてみます。以前は雑誌や新聞の広告欄、郵便のダイレクトメールや街中の屋外広告などに悪質業者がありましたが、現在ではインターネット上の広告や掲示板などにも見られます。知らないより知っておく方が良いと思います。

紹介屋

お金を貸してくれる店を紹介してくれる業者のことです。その手口としては「紹介料」を騙し取るための手口です。紹介屋にやってきた人が紹介やから見て「まだ借りられる」と判断すれば、同じ建物や近くにある他の店を紹介し、そこで借りられた分のうち口利き代として何割かを請求されます。しかし、実際には口利きはしておらず、紹介屋を通さなくても自分で申し込めばまだ借りられた状態だったわけですから詐欺まがいの行為と言えます。または、全く借りられそうにない人であっても、他の店を紹介し紹介料だけを取るなんて場合もあります。

整理屋

お金を整理してくれると見せかけてきます。整理とは多数のところから借り入れてしまっている多重債務者であったり、多くのところではなくても複数から借り入れてしまっている人の借入件数を減らすというものです。例えば７社から借りているのであれば、それが３社になれば返済の手間や利息の支払いなど色々と楽になりますし、３社から借りているのであれば、それが１社になれば同じように楽になります。この借金の整理をするとなどと言い、実際には全く整理もしてくれず、整理の手数料だとか手付金だとか言って騙し盗ってきます。

買取屋

何かを買い取るわけですが、何を買い取るのかと言うと「クレジットカードで購入した品物」を買取してきます。クレジットカードの現金化ですね。クレジットカードのショッピングで購入させられるわけですから、自分のクレジットカードには債務が残ります。さらに、買取屋の指定する商品を買わされる代わりにお金を受け取れるキャッシュバックの買取屋もあるとのこと。

貸します詐欺

貸しますというところからも、貸します貸しますと言いながら、貸し付けはせずに何かにつけてお金を請求してくる詐欺です。「あなたの信用をみます」と言い指定口座にお金を振り込むように指示してきたり、〇〇料として手数料や審査料にブラック情報消去料なんてものを請求してきますが、何度も振り込ませるばかりで、貸し付けは行われず借り入れができないままに連絡も取れなくなります。

終わりに

ここに挙げたものは一部ですし、この他にも様々な悪質な手口があり被害に遭わないためにも自分で調べ知っておく必要があると思います。